「基本作図」タブの「塗りつぶし」にて配管やダクトに塗りつぶしをしている場合、塗りつぶしと配管・ダクトは別々の状態になります。
配管やダクトには、塗りつぶしを属性として設定すると、配管・ダクトを移動した際に塗りつぶしもそれに付随して移動することができます。
ここでは、例として色を参照して設定します。
※ FILDER Cubeの画像で説明しておりますが、FILDER Riseでも同じ手順となります。ただし、FILDER Riseでは色の参照はできません。
※ リボンメニューなどの画像は総合版で説明しておりますが、電気版をご利用のお客様も同じ手順となります。
【操作手順】
①塗りつぶしをしたい配管もしくはダクトを選択します。
(新しく作図する配管・ダクトに塗りつぶしを設定したい場合は、[衛生配管]・[空調配管]・[ダクト]コマンドをクリックします。)
ここでは、例としてダクトを選択します。
②プロパティの「ハッチング・塗りつぶし・保温設定」をクリックします。
(コマンドプロパティの「ハッチング・塗りつぶし・保温設定」ボタンでも設定できます。)
FILDER Rise:「ハッチング・塗りつぶし設定」ボタンをクリックします。
③「ハッチング・塗りつぶし・保温」ダイアログが表示されますので、「塗りつぶし」にチェックを入れます。
FILDER Rise:「ハッチング・塗りつぶし」ダイアログが表示されます。
④色の横にある[・・・]ボタンをクリックします。
⑤「色の設定」ダイアログが表示されますので、[参照]ボタンをクリックします。
FILDER Rise:色の参照はできませんので、既存の色を選択するか、「色の作成」ボタンをクリックし、色を作成します。
⑥参照する色をクリックします。
⑦「色の設定」ダイアログの「作成の色」に参照した色が表示されます。
⑧[OK]ボタンをクリックします。
⑨「ハッチング・塗りつぶし・保温」ダイアログの「塗りつぶし」の色に参照した色が表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
FILDER Rise:「ハッチング・塗りつぶし」ダイアログが表示されます。
⑩選択したダクトが塗りつぶしされます。
塗りつぶした配管・ダクトを移動すると、属性として設定した塗りつぶしは付随して移動しますが、属性として設定していない塗りつぶしは付随して移動しません。