作図中、なんらかのアクシデント(停電や電源が切れてしまったなど)で、保存せずにCADが終了してしまった場合でも、再度FILDER Cubeを起動すると、自動的に最新の定期保存ファイルが開かれ、作図を再開することができます。
定期保存は、その時開いている図面全てに対して同時に行われます。
※ FILDER Cubeの画像で説明しておりますが、FILDER Riseでも同じ手順となります。
※ リボンメニューなどの画像は総合版で説明しておりますが、電気版をご利用のお客様も同じ手順となります。
※ FILDER Riseをご利用のお客様は、「FILDER Cube」と記載されている個所を「FILDER Rise」に読み替えてください。
FILDER CubeとFILDER Riseで操作が異なる箇所がある場合、両方のご説明を記載致します。(この場合FILDER Riseの画像は掲載致しません)
※ Windows7の画像でご説明いたします。
①Windowsの「コンピューター」もしくは「PC」をクリックします。
<デスクトップにない場合>
Windows7:Windows画面左下のWindowsマークをクリックし、「コンピューター」を選択します。
Windows8:スタート画面下の[↓]ボタンをクリックし、アプリ一覧から「PC」を選択します。
Windows10:Windows画面下のタスクバーにあるフォルダマークをクリックし、「エクスプローラー」ダイアログ左側の一覧から「PC」を選択します。
②「FILDER Cubeがインストールされているドライブ」-「ユーザー」-「ユーザー名」-「AppData」-「Local」-「Temp」-「FILDER Cube」の順に開きます。
終了してしまった後に再度FILDER Cubeを立ち上げると、ここにあるファイルを読込み、データが復旧します。
◆定期保存の設定
【操作手順】
①リボンメニューの「設定」タブから[環境設定]を選択します。
②「システム設定」ダイアログが表示されますので、「定期保存」タブを選択します。
③「図面の定期保存(*.bdcs)を行う」にチェックが入っていると、図面をコマンドの使用回数で自動保存します。
FILDER Rise:「図面の定期保存(*.bpr)を行う」
⑤「図面の定期時間保存(*.bdcs)を行う」にチェックが入っていると、図面を指定時間で自動保存します。
※FILDER Riseにはこの設定はありません。
⑤残しておくファイルの数を設定します。
⑥[OK]ボタンをクリックします。