5点以上の接続点を持つ機器や電気シンボルはありますか?
FILDERでは、既存の電気シンボルに関しまして5点以上の接続点を持つ機器やシンボルはありません。
ただし、1~4点の接続点を持つ機器や電気シンボル同士を1つの機器、電気シンボルとして登録することで5点以上の接続点を持つことができます。
ここでは、例として接続点が1点のスイッチを6個組み合わせた図形を1つの電気シンボルとして登録します。
※ 既存の電気シンボルは、[電気シンボルユーザ登録]コマンドで接続点1点、機器は[機器ユーザ登録]コマンドで接続点4点を登録することができます。
※ リボンメニューなどの画像は総合版で説明しておりますが、電気版をご利用のお客様も同じ手順となります。
①リボンメニューの「電気」タブから[電気シンボル]を選択します。
②「電気シンボル配置」ダイアログが表示されますので、電気シンボルを選択します。
「一般形スイッチ」をダブルクリックし、電気シンボルを6個配置します。
③リボンメニューの「電気」タブの[電気シンボル]から[電気シンボルユーザ登録]を選択します。
④「電気シンボル登録」ダイアログが表示されますので、左側一覧から登録するフォルダを選択します。
新しくフォルダを作成する場合は、[登録]ボタンをクリックします。フォルダを作成しない場合は④の操作へ進みます。
ここでは、例として新しくフォルダを作成します。
⑤「部品登録」ダイアログが表示されますので、フォルダ名称欄に名称を入力し、[登録]ボタンをクリックします。
⑥電気シンボルを登録するフォルダを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
⑦登録する電気シンボル図形を枠で囲むように選択します。
⑧右クリックで確定します。
⑨「電気シンボルユーザ登録」ダイアログが表示されますので、各項目の設定をします。
⑴部品種類:登録先のフォルダにあたります。(こちらでは変更できません)
⑵型番、部品名称:型番・部品名称を入力します。型番・部品名称が同じであった場合、型番を変更すると部品名称も同様に変更されます。
部品名称を変更した場合は、型番が変更されることはありません。
⑶配置基準:以下の3つより、配置基準点を選択します。
▼全体の中心:図形全体の中心を配置基準点とします。
▼円の中心:円の中心を配置基準点とします。複数円が存在した場合は、最大円の中心を配置基準点とします。
▼自分で指示:自分で配置基準点をクリックして指定します。
⑷配置接続点:接続点の位置を選択します。
▼なし:配置接続点を設定します。
▼配置基準点と同じ:前項目で設定した配置基準点と同じ位置を配置接続点とします。
▼全体の中心:図形全体の中心を配置接続点とします。
▼円の中心:円の中心を配置接続点とします。複数円が存在した場合は、最大円の中心を配置接続点とします。
▼自分で指示:自分で配置接続点をクリックして指定します。
⑸隠線個所:ボックスを超えて隠線をするか、ボックスから隠線をするかをボックス有・ボックス無しから選択します。
⑹接続位置:電気シンボルに配線する際、「接続点」、「外郭」、「指示位置」のどこで接続するかを設定します。
※詳細な説明は[説明]ボタンをクリックすることでご覧いただけます。
⑺壁付け:電気シンボルの配置角度を「自動」に設定し壁に配置した場合、壁の角度に合わせた角度で配置されます。
⑩[完了]ボタンをクリックします。
⑪接続点を6個持つ電気シンボルが登録されます。