電気シンボルと配線を作図する際、接続位置として「シンボル情報」「接続点」「外郭」「指示位置」とありますが、違いを教えてほしい。
シンボルに配線を接続する際、配線の「接続位置」を設定することで、電気シンボルと配線の「隠線」や「自動整列」が変わります。
【接続点】
シンボルにあらかじめ設定されている接続点に配線が接続されます。
1つのシンボルに複数の配線を接続する場合は、「自動整列」機能が働き、配線同士を均等な間隔にします。
【外郭】
シンボルの内側を指示した場合はシンボルに接続点に配線が接続されますが、シンボルの「外郭線」上を指示した場合は、
指示した位置から配線を接続することができます。
分電盤の自由な位置から配線を作図したい場合や、複数口のスイッチなどの場合に中心から自動整列させたくない場合に使います。
中心から作図した場合は「自動整列」機能が有効となります。
【指示位置】
シンボルの内側、外郭どこを指示した場合でも、指示した位置が接続点となります。
「自動整列」されません。
【シンボル情報】
Filder Cubeの初期値では「シンボル情報」となっています。
シンボルをFilder Cubeで検索して配置する際に、初期値では「接続点」に配線を接続するようになっています。
任意で配置時に「外郭」「指示位置」に変更して配置している場合は、配線作図時に「シンボル情報」となっている場合でも
上記で説明したように「外郭」や「指示位置」からの作図が可能となります。
<シンボル配置時の設定箇所>
シンボル毎に情報を保持しますので、一度「指示位置」に変えたシンボルは次回からも「指示位置」の状態で図面に配置されます。