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  • 公開日時 : 2018/10/11 15:10
  • 更新日時 : 2023/04/18 14:23
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CubeCeeD

配管・ダクトの保温表示

配管やダクトに保温材を表示させることはできますか。
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回答

配管・ダクトの保温材圧を考慮した外郭線を表示し、視覚的に干渉の確認ができます。
さらに保温材厚を考慮して干渉チェック材料集計も可能となります。
 
◆保温表示付の配管・ダクトの作図
 
 
ここでは例として衛生配管でご説明します。

【操作手順】

①リボンメニューの「衛生」タブから[衛生配管]を選択します。
 
②コマンドプロパティの[ハッチング・塗りつぶし・保温設定]ボタンをクリックします。
 
③「ハッチング・塗りつぶし・保温設定」ダイアログが表示されますので、「保温」にチェックを入れます。
 ●保温材厚:表示する保温材の厚みを設定します。
 ●色:保温材の色を設定します。
 ●ペン番号:保温材のペン番号(線幅)を設定します。
 ●線種:保温材の線種を設定します。
 ●全用途共通:保温材を表示する/しないを設定します。
 
 
④[OK]ボタンをクリックします。
 
⑤衛生配管を作図すると、設定された保温材が作図できます。
※ 保温材表示は3Dでは表示されません。
 
 
 
◆保温表示時の干渉チェック
 
保温材厚を含めた範囲で干渉チェックを行います。
 

【操作手順】

①リボンメニューの「衛生」タブから[干渉チェック]を選択します。
 
②干渉チェックをする部品を選択します。
 ここでは例として下記の干渉チェックを行います。
  配管Aの高さを「0」、保温材厚を「20」mm
  配管Bの高さを「200」、保温材厚を「30」mm
  配管Cの高さを「300」、保温材厚を「30」mm
  配管口径は全て「125」とします。
 
③右クリックで確定します。
 
④「干渉チェック」ダイアログが表示されますので、「干渉許容差」を「50」mmとします。
 
⑤[実行]ボタンをクリックします。
 ④で入力した「干渉許容差」に各々の保温材厚を加算した許容範囲
 【20mm+30mm+50mm=100mm】で干渉チェックを行います。
 
⑥干渉をしているかどうかのダイアログが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
 
⑦「干渉チェック結果一覧」ダイアログが表示されます。
 図形の干渉箇所はピンク色で表示されます。
 
 
 
 
 
<ワンポイント>
保温材テーブルの表示
 
保温材テーブルでは配管・ダクト用途ごとに口径と保温材厚を設定することができます。

【操作手順】

①リボンメニューの「設定」タブから[配管設定]を選択します。
 (ダクトの場合はリボンメニューの「設定」タブから[ダクト設定]を選択します)
 
②[配管設定]ダイアログが表示されますので「配管マスター」タブをクリックします。
 (ダクトの場合は「ダクトマスター」タブをクリックします)
 
③[保温材厚テーブル]ボタンをクリックします。
 ※「ハッチング・塗りつぶし・保温設定」ダイアログから表示させる場合は「各用途の保温材厚を使用」にチェックを入れ、[設定]ボタンをクリックします。
 
保温材厚テーブルが表示されます。
 
 ⑴カレント:クリックすると「○」が表示され、カレントに切替わります。
 ⑵ ↑ ↓ ボタン:選択行を上下に移動します。
 ⑶削除:選択行を削除します。
 ⑷使用中の保温材厚テーブル:ダイアログに表示されているファイル名を表示します。
 ⑸切替:「開く」ダイアログが表示され、使用するテーブルファイルを選択(切替)できます。
 ⑹初期値に戻す:規定の設定ファイルの場合のみ有効。ボタンを押すと初期値に戻ります。
 ⑺デフォルト登録:マスターの新規ファイルを開いた時の初期状態を登録します。
 ⑻保存終了:設定変更した場合など、その設定を保存し終了します。
 ⑼キャンセル:設定変更など保存せず、ダイアログを閉じます。
 
テーブルの新規追加方法は、最下行の空欄の「テーブル名称」欄をクリックし、文字を入力します。
テーブル名称を入力すると「口径」欄と「厚さ」欄の数値を設定することができます。任意の数値を入力し[保存終了]ボタンをクリックします。
追加機能対応バージョン
V1.110

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