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  • 公開日時 : 2019/01/21 09:42
  • 更新日時 : 2022/01/25 13:54
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CeeDCube

ダクトの高さ変更パターン

ダクトの高さ変更が難しいです。色々なパターンを教えてください。

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回答

ダクトの高さ変更は配管の高さ変更と操作方法が異なります。

選択した部材のみ高さ変更立管(または先端にエルボ付属)がある場合全系統の高さ変更高さ違いを含めた全系統の高さ変更フレキで吸収する場合

についてご案内致します。

 

※ FILDER CeeDの画像で説明しておりますが、FILDER Cubeでも同じ手順となります。

 

◇選択した部材のみを高さ変更したい場合

【操作手順】

①コマンドキャンセルの状態で、高さを変更したい部材を選択します。

②ミニツールバーまたはプロパティの「高さ」に変更後の高さを入力します。

 

③エンターキーを押します。

④コマンドプロパティにて以下の項目を設定します。

 (a)高さ設定方法・・・変更後高さ

 (b)区間指定方法・・・選択部材

 (c)接続部品・・・自動

⑤[確定]ボタンをクリックします。(または右クリックで確定します)

 

選択部材のみ高さ変更ができました。

※高さ変更時、サイズ記号は消えてしまいますので、再度「サイズ記号」コマンドにて付加してください。

 

◇立管が付属している場合の高さ変更(立管は自動で伸縮)

【操作手順】

①コマンドキャンセルの状態で、高さを変更したい部材を選択します。この時立管は含みません。

②ミニツールバーまたはプロパティの「高さ」に変更後の高さを入力します。

③エンターキーを押します。

④コマンドプロパティにて以下の項目を設定します。

 (a)高さ設定方法・・・変更後高さ

 (b)区間指定方法・・・可能な範囲

 (c)接続部品・・・自動

⑤[確定]ボタンをクリックします。(または右クリックで確定します)

 

平面のダクトは高さ変更され、それに準じて立管ダクトは伸縮しました。

 

◇接続されたルート全経路の高さを変更したい場合

【操作手順】

①コマンドキャンセルの状態で、高さを変更したいダクトを選択します。

★接続されているルートの選択はダクト上での「トリプルクリック」が便利です。

 分岐のないルートの場合は「ダブルクリック」で選択が完了します。

②ミニツールバーまたはプロパティの「高さ」に変更後の高さを入力します。

※ここで「高さ」欄がグレーアウトしている場合は、選択範囲内にダクト以外の文字や図形が含まれています。

 ダクトのサイズ記号が含まれている場合も除外が必要です。

③エンターキーを押します。

④コマンドプロパティにて以下の項目を設定します。

(a)高さ設定方法・・・変更後高さ

(b)区間指定方法・・・可能な範囲

⑤[確定]ボタンをクリックします。(または右クリックで確定します)

経路全体の高さ変更ができました。

 

<ワンポイント>

高さの違うダクトを含めて全体を指定した高さ分変更したい場合

 

(1)コマンドキャンセルの状態で、高さを変更したいダクトを選択します。

★接続されているルートの選択はダクト上での「トリプルクリック」が便利です。

(2)ミニツールバーまたはプロパティの「高さ」に変更したい高さの変更量を入力します。

(例:全体を500アップしたい場合は「500」と入力します)

(3)エンターキーを押します。

(4)コマンドプロパティにて以下の項目を設定します。

 高さ設定方法・・・高さ変更量

 区間指定方法・・・可能な範囲

(5)[確定]ボタンをクリックします。(または右クリックで確定します)

全体が指定した変更量の分高さ変更されます。

 

◇フレキやS字で高さを吸収して選択部材の高さを変更したい場合

【操作手順】

①コマンドキャンセルの状態で、高さを変更したい部材を選択します。

 ※この時、フレキダクト(S字ダクト、振れダクト)は選択しないようにしてください。

②ミニツールバーまたはプロパティの「高さ」に変更後の高さを入力します。

③エンターキーを押します。

④コマンドプロパティにて以下の項目を設定します。

(a)高さ設定方法・・・変更後高さ

(b)区間指定方法・・・可能な範囲

⑤[確定]ボタンをクリックします。(または右クリックで確定します)

フレキで高さを吸収して高さ変更ができました。

 

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