塗りつぶしを図形の背面へ移動する方法は以下の2通りの方法があります。
手順1でうまくいかなかった場合は手順2をお試しください。
<事前確認>
FILDERでは、背景色によって文字色を自動反転するようになっています。
現在、背景色が「黒」で、塗りつぶしを「白」で作業されている方は、
塗りつぶしの上に配置する文字色を「黒」以外に設定してください。
【手順1】
① コマンドキャンセルの状態で、塗りつぶし上で右クリックをします。
②ショートカットメニューより[最背面へ移動]を選択します。
塗りつぶしが最背面へ移動し、文字が見えるようになります。
改善されない場合、【手順2】へお進みください。
【手順2】
塗りつぶしと文字のレイヤが分かれているかどうか確認します。
◆塗りつぶしと文字のレイヤが分かれている場合
①レイヤツールバーの[詳細]よりレイヤ詳細ダイアログを開きます。

②塗りつぶしが入っているレイヤを選択します。
③[最背面へ移動]をクリックします。
④「選択したレイヤを最背面にしますか?」とメッセージが表示されますので[はい]をクリックします。
⑤[OK]ボタンをクリックして「レイヤ詳細」ダイアログを閉じます。

塗りつぶしレイヤが最背面へ移動し、文字が見えるようになります。
◆塗りつぶしと文字が同じレイヤに入っている場合
①レイヤツールバーの[詳細]よりレイヤ詳細ダイアログを開きます。
②[新規追加]ボタンをクリックします。
③新規レイヤの名称を入力します。
ここでは例として「塗りつぶし」という名称にします。
④「[新規追加]処理を行います。この処理の中でキャンセルできなくなります。よろしいですか?」とメッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。
⑤[OK]ボタンをクリックして「レイヤ詳細」ダイアログを閉じます。
「塗りつぶし」レイヤが作成されました。
続いて、レイヤを移動します。
⑥図面上の塗りつぶしを選択します。
⑦レイヤツールバーから先ほど作成した塗りつぶしのレイヤを選択します。
選択した塗りつぶしが、塗りつぶしレイヤに移動しました。
続いて、レイヤを最背面へ移動します。
⑧レイヤツールバーの[詳細]よりレイヤ詳細ダイアログを開きます。
⑨塗りつぶしのレイヤを選択します。
⑩[最背面へ移動]ボタンをクリックします。
⑪「選択したレイヤを最背面にしますか?」とメッセージが表示されますので[はい]をクリックします。
⑫[OK]ボタンをクリックして「レイヤ詳細」ダイアログを閉じます。
塗りつぶしレイヤが最背面へ移動し、文字が見えるようになります。