• No : 2739
  • 公開日時 : 2018/10/10 00:00
  • 更新日時 : 2022/09/19 15:17
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CeeDCube

コンクリート打込図について

[コンクリート打込図]コマンドの使い方を教えてください。

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回答

[コンクリート打込図]コマンドは、エンド記号が付いた配線、電気シンボルに接続された配線からコンクリート内の配線を自動判定し、コンクリート打込図を自動的に作成します。

※ 建築図は、JWWやAutoCADなど建築躯体属性がない一般作図図面を使用してください。

※ 電気シンボルは高さを設定して配置してください。

※ 省略記号は手動で盤に繋げてから省略してください(操作手順はこちらをご覧ください。)

 

【操作手順】

◆インサートの配置

 

①リボンメニューの「電気」タブの[スリーブ▼]より[インサート]を選択します。

②プロパティを設定します。ここでは例として配置方法:自動、支持点数:2点指示、取付間隔(長辺):600とします。

 

③対象の電気シンボルを選択します。

④確定します。

 

インサートの配置が完了しました。

 

 

◆コンクリート打ち込み図の作成

 

①リボンメニューの「電気」タブから[コンクリート打込図]を選択します。

②図面を保存するかの確認ダイアログが表示されますので、[はい]ボタンもしくは[いいえ]ボタンをクリックします。

 ここでは、例として[はい]ボタンをクリックします。

 

③「名前を付けて保存」ダイアログが表示されますので、ファイル名を入力し、[保存]ボタンをクリックします。

④ファイル名に「_打込図」が入ります。

⑤図形を枠で囲むように選択します。

 

⑥右クリックで確定します。

 

⑦配線が接続された電気シンボルはコンクリートボックス、アウトレットボックスが自動配置されます。

 配線が接続されていない電気シンボル(盤以外)は削除されます。

 インサートが付いている電気シンボルは、灰色の破線で表示し「表示する器具」シートに入ります。

 通り芯(一点鎖線)が作図されている場合、コンクリートボックス、アウトレットボックス、エンド記号に寸法線が自動配置されます。

 インサートに寸法線が自動配置されます。

 エンド記号が付いている配線は、コンクリート内のみの配線にし、コンクリート外の配線は削除されます。

 傍記を配線種類・配管サイズのみに変更します。

 

 

<ワンポイント>

躯体の寸法線を消さないようにするには

 

コンクリート打込図で躯体の寸法線が選択されている場合、寸法線が消えてしまいます。

躯体の寸法線を消したくない場合は、あらかじめ寸法線が入っているレイヤを編集不可にするか、もしくは寸法線を選択しないようにします。