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  • 公開日時 : 2019/07/25 18:22
  • 更新日時 : 2021/06/03 09:39
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CubeCeeD

スケール変更すると「作図スケールと異なるスケールの図形が存在します」と出る

図面情報でスケールを変更する際、「作図スケールと異なるスケールの図形が存在します。自動で変更しますか?」と出てしまいます。

「はい」を選択して良いでしょうか?

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回答

異スケールが混在している場合に表示されるメッセージです。

 

「作図スケール」とは、カレントレイヤのスケールを示します。

「はい」を選択した場合、カレントのスケール以外のスケールも自動計算しスケール変更されますが、異スケールが混在している場合は「レイヤ制御」にてスケール変更することをお勧め致します。

 

<スケール自動計算例>

例として1/100と1/50のスケールが混在しており、変更時のカレントレイヤのスケールが1/100の図面を

「図面情報」にて1/200へ変更します。

 

この場合、1/100のレイヤは1/200へ、1/50のレイヤは1/100に変更されます。

 

それぞれのレイヤのスケールに対して計算を行い、計算後下記のスケールの中で一番近いスケール(近いスケールが2通りある場合は小さい方 ―分母が大きい方― )に自動的に変更されます。

1/5、1/10、1/20、1/30、1/50、1/100、1/200、1/250、1/500、1/1000、1/2000

 

◆特定のレイヤのみ指定してスケール変更する方法

 レイヤのスケールが混在している場合は、レイヤ詳細よりスケール変更することをお勧め致します。

【操作手順】

①コマンドキャンセル状態で画面上で右クリックし、ショートカットメニューより「レイヤ制御」を選択します。

②スケールを変更したいレイヤを選択します。

(連続してレイヤが並んでいる場合はドラッグで選択可能です。レイヤが飛んでいる場合は[Ctrlキー]を押しながら選択可能です。)

③選択したレイヤのうち1カ所のスケール部分をクリックします。

(どのレイヤでも良いです。選択状態は保持されています。)

④スケールを変更します。

⑤[エンターキー]を押すと、選択レイヤが全て変更されます。

⑥[OK]ボタンを押します。

 

※編集不可・非表示レイヤもスケールが変更されます