• No : 3608
  • 公開日時 : 2020/03/12 09:23
  • 更新日時 : 2024/02/22 10:45
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CeeD

盤図の作成【既存の電気平面図から作成する】

盤図を作成する方法を教えてください。FILDER CeeDで作成した電気平面図から作成したいです。

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回答

FILDERCeeDで作成した電気図面から盤図を作成することができます。

注意:盤図の作成にはFILDERCeeDで作図した電気シンボル、配線、回路記号が必要です。

 

【操作手順】

①電気配線図を作成した平面図を開きます。

②リボンメニューの「電気」タブより「回路情報付加・編集」を選択します。

 

③「回路が未登録の回路記号があります。回路記号に回路を登録してください。」と表示されますので[OK]ボタンをクリックします。

 

④図面内の回路記号で情報が登録されていない回路記号がズーム表示されます。

 回路を登録するシンボル(または配線)をクリックします。

※複数口のスイッチから別々の回路を取りたい場合、1つ口のスイッチを並べて配置し、

 それぞれに配線を接続してください。

 

 

 

⑤自動的に次の回路が表示されますので、同様の操作で登録を続けます。

 ※回路登録済みの配線は色が変わっていきます。

 

⑥回路の登録が全て終了すると一覧表が表示されます。内容を確認し[保存終了]ボタンをクリックします。

 負荷名称などの変更が必要な場合は変更してから[保存終了]ボタンをクリックします。

 

※FILDERCeeDで配置した電気シンボルにはあらかじめ「負荷容量」が設定されており、シンボル配置時の

 コマンドプロパティで変更し、配置することもできます。

※「合計負荷容量」には、それぞれの回路のシンボルの負荷容量の合計が表示されています。

 

⑦「この図面および回路情報を保存しますか?」と表示されますので[はい]をクリックします。

 

※図面ファイルと同じフォルダ内に「〇〇(図面名)_盤図.mdfd」というファイルが自動生成されます。このファイルに回路情報が保存されていますので「mdfd」ファイルは削除しないようにしてください。

 

 

⑧リボンメニューの「電気」タブより「盤図」を選択します。

 

⑨「カレント図面から回路情報を取得する」にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。

 

⑩盤との関連付け[行う]にチェックを入れ、[次へ]ボタンをクリックします。

 

⑪図面内に複数の盤が配置してある場合は、関連付ける盤をクリックします。

 図面内に盤が1つしかない場合は自動的に⑫のダイヤログが表示されます。

 

⑫盤の情報を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

 

⑬配置する場所を「カレント図面」か「新規図面」より選択し、[盤図確認・配置]ボタンをクリックします。

 

⑭盤図を配置します。

 

<ワンポイント1>

「防災」の区分を作成したい場合

 

⑴「回路区分」より「防災」を選択します。

⑵[盤図形状選択]ボタンをクリックします。

⑶「防災回路」より「あり」を選択します。

⑷[OK]ボタンをクリックします。

 

上記設定にて盤図を配置すると、防災区域のある盤図の作成が可能です。

 

<ワンポイント2>

太陽光発電、電気温水器、ニュートラルスイッチが必要な場合

 

⑴「回路情報入力・編集」ダイヤログの[盤図形状選択]ボタンをクリックします。

⑵太陽光発電、電気温水器の場合は「あり」を選択します。

 ニュートラルスイッチの場合は「配置設定」の「ニュートラルスイッチを配置する」にチェックを入れます。

⑶[OK]ボタンをクリックします。

⑷盤図を配置します。

 

さらに詳しい説明は添付ファイル「盤図マニュアル」をご覧ください。

 

添付ファイル : 
盤図マニュアル第5版.pdf