ダクトの高さ変更は配管の高さ変更と操作方法が異なります。
選択した部材のみ高さ変更、立管(または先端にエルボ付属)がある場合、全系統の高さ変更、高さ違いを含めた全系統の高さ変更、フレキで吸収する場合
についてご案内致します。
※ FILDER CeeDの画像で説明しておりますが、FILDER Cubeでも同じ手順となります。
①コマンドキャンセルの状態で、高さを変更したい部材を選択します。
②ミニツールバーまたはプロパティの「高さ」に変更後の高さを入力します。
③エンターキーを押します。
④コマンドプロパティにて以下の項目を設定します。
(a)高さ設定方法・・・変更後高さ
(b)区間指定方法・・・選択部材
(c)接続部品・・・自動
⑤[確定]ボタンをクリックします。(または右クリックで確定します)
選択部材のみ高さ変更ができました。
※高さ変更時、サイズ記号は消えてしまいますので、再度「サイズ記号」コマンドにて付加してください。
①コマンドキャンセルの状態で、高さを変更したい部材を選択します。この時立管は含みません。
②ミニツールバーまたはプロパティの「高さ」に変更後の高さを入力します。
③エンターキーを押します。
④コマンドプロパティにて以下の項目を設定します。
(a)高さ設定方法・・・変更後高さ
(b)区間指定方法・・・可能な範囲
(c)接続部品・・・自動
⑤[確定]ボタンをクリックします。(または右クリックで確定します)
平面のダクトは高さ変更され、それに準じて立管ダクトは伸縮しました。
①コマンドキャンセルの状態で、高さを変更したいダクトを選択します。
★接続されているルートの選択はダクト上での「トリプルクリック」が便利です。
分岐のないルートの場合は「ダブルクリック」で選択が完了します。
②ミニツールバーまたはプロパティの「高さ」に変更後の高さを入力します。
※ここで「高さ」欄がグレーアウトしている場合は、選択範囲内にダクト以外の文字や図形が含まれています。
ダクトのサイズ記号が含まれている場合も除外が必要です。
③エンターキーを押します。
④コマンドプロパティにて以下の項目を設定します。
(a)高さ設定方法・・・変更後高さ
(b)区間指定方法・・・可能な範囲
⑤[確定]ボタンをクリックします。(または右クリックで確定します)
経路全体の高さ変更ができました。
<ワンポイント>
(1)コマンドキャンセルの状態で、高さを変更したいダクトを選択します。
★接続されているルートの選択はダクト上での「トリプルクリック」が便利です。
(2)ミニツールバーまたはプロパティの「高さ」に変更したい高さの変更量を入力します。
(例:全体を500アップしたい場合は「500」と入力します)
(3)エンターキーを押します。
(4)コマンドプロパティにて以下の項目を設定します。
高さ設定方法・・・高さ変更量
区間指定方法・・・可能な範囲
(5)[確定]ボタンをクリックします。(または右クリックで確定します)
全体が指定した変更量の分高さ変更されます。
◇フレキやS字で高さを吸収して選択部材の高さを変更したい場合
①コマンドキャンセルの状態で、高さを変更したい部材を選択します。
※この時、フレキダクト(S字ダクト、振れダクト)は選択しないようにしてください。
②ミニツールバーまたはプロパティの「高さ」に変更後の高さを入力します。
③エンターキーを押します。
④コマンドプロパティにて以下の項目を設定します。
(a)高さ設定方法・・・変更後高さ
(b)区間指定方法・・・可能な範囲
⑤[確定]ボタンをクリックします。(または右クリックで確定します)
フレキで高さを吸収して高さ変更ができました。