• No : 3111
  • 公開日時 : 2019/01/21 09:42
  • 更新日時 : 2024/10/31 13:57
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CeeDCube

ダクトの高さ変更パターン

ダクトの高さ変更が難しいのでパターンを教えてください。

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回答

ダクトの高さ変更は配管の高さ変更と操作方法が異なります。

選択した部材のみ高さ変更

立管(または先端にエルボ付属)がある場合

全系統の高さ変更

高さ違いを含めた全系統の高さ変更

フレキで吸収する場合

指定した区間の高さを変更したい場合 についてご案内致します。

 

 

◆選択した部材のみを高さ変更したい

①コマンドキャンセルの状態で、高さを変更したい部材を選択します。

②ミニツールバーまたはプロパティの「高さ」に変更後の高さを入力します。

 

③Enterキーを押します。

④コマンドプロパティにて以下の項目を設定します。

  (a)高さ設定方法・・・変更後高さ

  (b)区間指定方法・・・選択部材

  (c)接続部品・・・自動

⑤[確定]ボタンをクリックします。(または右クリックで確定)

 

選択部材のみ高さ変更ができました。

※高さ変更時、サイズ記号は消えてしまいますので、再度「サイズ記号」コマンドにて付加してください。

 

◆立管が付属している場合の高さ変更(立管は自動で伸縮)

①コマンドキャンセルの状態で、高さを変更したい部材を選択します。この時立管は含みません。

②ミニツールバーまたはプロパティの「高さ」に変更後の高さを入力します。

③Enterキーを押します。

④コマンドプロパティにて以下の項目を設定します。

  (a)高さ設定方法・・・変更後高さ

  (b)区間指定方法・・・可能な範囲

  (c)接続部品・・・自動

⑤[確定]ボタンをクリックします。(または右クリックで確定します)

 

平面のダクトは高さ変更され、それに準じて立管ダクトは伸縮しました。

 

◆接続されたルート全経路の高さを変更したい

①コマンドキャンセルの状態で、高さを変更したいダクトを選択します。

★接続されているルートの選択はダクト上での「トリプルクリック」が便利です。

 分岐のないルートの場合は「ダブルクリック」で選択が完了します。

②ミニツールバーまたはプロパティの「高さ」に変更後の高さを入力します。

※ここで「高さ」欄がグレーアウトしている場合は、選択範囲内にダクト以外の文字や図形が含まれています。

 ダクトのサイズ記号が含まれている場合も除外が必要です。

③Enterキーを押します。

④コマンドプロパティにて以下の項目を設定します。

  (a)高さ設定方法・・・変更後高さ

  (b)区間指定方法・・・可能な範囲

⑤[確定]ボタンをクリックします。(または右クリックで確定します)

経路全体の高さ変更ができました。

 

 

 

 

◆高さの違うダクトを含めて全体を指定した高さ分変更したい

①コマンドキャンセルの状態で、高さを変更したいダクトを選択します。

②ミニツールバーまたはプロパティの「高さ」に変更したい高さの変更量を入力します。

③Enterキーを押します。

④コマンドプロパティにて以下の項目を設定します。

  高さ設定方法・・・高さ変更量

  区間指定方法・・・可能な範囲

⑤[確定]ボタンをクリックします。(または右クリックで確定)

全体が指定した変更量の分高さ変更されます。

 

◆フレキやS字で高さを吸収して選択部材の高さを変更したい

①コマンドキャンセルの状態で、高さを変更したい部材を選択します。

 ※この時、フレキダクト(S字ダクト、振れダクト)は選択しないようにしてください。

②ミニツールバーまたはプロパティの「高さ」に変更後の高さを入力します。

③Enterキーを押します。

④コマンドプロパティにて以下の項目を設定します。

  (a)高さ設定方法・・・変更後高さ

  (b)区間指定方法・・・可能な範囲

⑤[確定]ボタンをクリックします。(または右クリックで確定します)

フレキで高さを吸収して高さ変更ができました。

 

 

◆指定した区間の高さを変更したい

①リボンメニューの「ダクト」タブの[ダクト口径変更]から[ダクト高さ変更(区間指示)]を選択します。

②高さを変更する区間の始点をクリックします。

③終点をクリックします。

※ 区間指示できるのは、直管上と管端になります。継手部分は選択できません。

 

④「高さ変更(区間指示)」ダイアログが表示されます。
 ここでは例として「変更量」を「100」に設定します。

⑤[OK]ボタンをクリックします。

 

ダクトの高さが変更されます。

 

※「高さ吸収部材の生成に失敗しました」というエラーが出た場合は「吸収部材」を変更して再度実施してください。