配線を作図しながら同時に省略記号を付加する方法と、作図後の配線に個別に付加する方法がございます。
※ FILDER CeeDの画像で説明しておりますが、FILDER Cubeでも同じ手順となります。
◆配線を作図しながら省略記号付加
【操作手順]
①リボンメニューの「電気」タブから「配線」を選択します。
②プロパティの下部「配線省略」にある「省略記号」にチェックを入れ、形状を選択します。
③配線作図の際、シンボルに接続せずに配線を任意位置で終了した際に省略記号が付加されます。
◆作図済みの配線に省略記号を付加
材料集計や拾いで配線長を出す場合、一旦、分電盤まで配線を接続し、後で省略記号を付加して頂くと、照明やコンセントから分電盤までの長さ情報を保持したまま長さを集計することができます。
【操作手順】
①リボンメニューの「電気」タブから[省略記号]を選択します。
②コマンドプロパティで矢印のタイプを選択します。
③配線上の省略記号を付加したい位置をクリックします。
④仮表示で省略記号の向きを決定し、クリックすると、その位置に省略記号が付加されます。
◆作図済みの配線に省略記号を一括付加
分電盤に接続された配線など複数の配線に一括で付加することができます。
材料集計や拾いで配線長を出す場合、一旦、分電盤まで配線を接続し、後で省略記号を付加して頂くと、照明やコンセントから分電盤までの長さ情報を保持したまま長さを集計することができます。
【操作手順】
①リボンメニューの「電気」タブから[省略記号]を選択します。
②コマンドプロパティを設定します。
ここでは例として「指示方法」を「円形」、「省略記号」を「記号6」に設定します。
③分電盤の中央をクリックします。
④外側に向かってマウスを動かします。
省略記号を付加したい位置でクリックすると省略記号が一括付加されます。
〈ワンポイント〉
省略先の確認をしたい
省略した先がどのシンボルにつながっているのか確認することができます。
⑴リボンメニューの「電気」タブの「省略記号▼」より[配線省略先指示・確認]を選択します。
⑵グレーの点線で接続際のシンボルを確認することができます。
コマンドプロパティにて集計ルートを「直線」または「L字」に変更することができます。