図枠などの基本図形で作図された図形に関しては、見た目を変えずにスケールのみ変更することができます。

設備の属性を持つレイヤについては「基本図形化」することで見た目を変えずにスケール変更が可能です。

※ FILDER CeeDの画像で説明しておりますが、FILDER Cubeでも同じ手順となります。

【操作手順】

①レイヤツールバーの［詳細］ボタンをクリックし、レイヤ詳細を表示します。

または、コマンドキャンセル・未選択状態で何もないところで右クリックし、ショートカットメニューから「レイヤ制御」を選択します。

②レイヤ詳細画面左下の「スケール変更時の設定」をクリックします。

　 ※ レイヤのプロテクトは解除してください。

③「図の大きさ」より「変更しない」を選択します。

④［OK］ボタンをクリックします。

⑤変更したいレイヤの「スケール編集」欄でダブルクリックしてスケールを変更し［OK］ボタンをクリックします。

複数ドラッグして同時変更も可能です。

上記の方法で見た目の大きさを変えることなく、スケールの変更を行うことができます。

 ※ 設備部品（配管・ダクト・電気など）が含まれる場合は［OK］ボタンをクリックした後に以下のダイアログが表示されます。

設備の属性があるレイヤに関しては「基本図形化」することで図の大きさを変えずにスケールを変更することができます。

 一度基本図形化すると「戻り」が効かなくなりますのでご注意ください。