色、属性(部品)だけの条件指定であれば[ミニツールバー]を使用して簡単に条件指定できます。
その他の線種、レイヤ、線幅などの条件で選択する場合は[環境設定]の[選択]をご利用ください。
◆色のみの条件指定(ミニツールバー)
文字、基本図形、配管、機器すべての図形より同じ色で作図された図形を選択します。
【操作手順】
①選択したい色で作図されている図形をクリックします。
②ミニツールバーの[色]ボタンをクリックします。
③範囲選択します。
選択した範囲内にある同じ色の図形(この場合文字、円、線)を選択することができました。
◆同じ属性で条件指定(ミニツールバー)
寸法線だけ、機器だけ、文字だけ、グループ図形だけ・・・のように同じ属性で作図された図形だけを選択します。
【操作手順】
①選択したい属性の図形をクリックします。
②ミニツールバーの[固]ボタンをクリックします。
③範囲選択します。
選択した範囲内にある同じ属性の図形(この場合機器)を選択することができました。
<ワンポイント>
[固]と[色]を合わせて条件指定したい場合
同じ色で作図された文字、同じ色で作図された機器、のように二つの条件を指定する場合は
対象の図形を選択した後[固]と[色]を両方クリックした後で範囲選択します。
◆レイヤ・線種・線幅・部品の条件指定(環境設定)
ミニツールバーで条件指定できない内容は、「環境設定」の「選択」にて条件指定することができます。
【操作手順】
①画面下の選択制御ツールバーの[選択]ボタンをクリックします。
(またはリボンメニューの「設定」タブから[環境設定]を選択し、「選択」タブを選択します。)
②「システム設定」ダイアログが表示されますので、下記の項目から選択したいものにチェックを入れます。
※選択したい項目の☑部分をクリックすると他の選択が外れるようになっています。
複数の属性を指定して選択することができます。
⑴ 線色の指定
⑵ 線種の指定
⑶ 線幅の指定
⑷ レイヤの指定
⑸ 図形の指定(「図形タイプ」で指定するか、「使用中の部品」で指定します)
ここでは、例として「1-3躯体」レイヤと「一点鎖線」の線種を指定します。
③[OK]ボタンをクリックします。
④図形を枠で囲むように選択します。
②で指定した図形のみ選択することができます。選択した図形に対して何らかの処理を行うと、選択条件は自動で解除されます。
<ワンポイント>
繰り返し同じ条件で選択したい場合
通常、条件を指定して選択した後、何かの操作を実行すると選択条件は解除されます。
1回の操作で解除せず、継続して条件指定しておきたい場合は、「コマンド終了時に全て選択可能な状態に戻る」のチェックを外し、
[OK]ボタンをクリックします。
選択条件を解除する方法
上記変更を行った場合は、全て選択可能な状態に戻す場合、再度「選択」ダイアログを表示し、
[全線」にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックしてください。