FILDER CeeD(FILDER Cube)で回路記号を配置して保存した図面を開くと、回路記号が一般図形化
(一般作図化)されることがあります。
「図面内にデータの破損が見つかりました。破損したデータは一般作図化され、自動作成されたシートへ移動しました。」
というPDFが表示されます。
FILDER CeeDV2.2、FILDER CubeV1.7で発生した不具合です。
FILDER CeeD3.010、FILDER CubeV1.73で改善しておりますのでバージョンアップ可能な場合は
バージョンアップをお願い致します。
A)図面内に機器、配管、電気シンボルが1個も配置されていないFILDER CeeD(FILDER Cube)図面
B)Aに該当する図面をFILDER CeeD(FILDER Cube)起動直後に開き(図面名のダブルクリックも同様)
回路記号を配置し、上書き保存
上記操作で保存された図面を次に開いた場合に、回路記号が一般図形化されるという不具合です。
jwwファイルやdxfファイルなどを事前にFILDER形式で保存した図面(複数図面変換含む)に電気図面を
作図するケースで発生します。
①現象が起きたPCではシステム内に壊れたキャッシュデータが残っております。
FILDER CeeD(FILDER Cube)を終了した状態で、以下のフォルダ内のファイル及びフォルダを
全て削除してください。
「Cドライブ」-「ProgramData」-「Daikin」-「FILDER CeeD(FILDER Cube)」-「Temp」
内のファイル・フォルダを削除
②FILDER CeeD(FILDER Cube)起動後、ダミーとして新規図面を開いた上で、対象の図面を開いて
作図してください。この手順でA)に該当する図面でも現象が起こらなくなります。
※②の手順は図面作図の際毎回実施していただくようお願い致します。