異スケールの混在する図形や文字を別のファイルへ複写する場合、設定を変更せずに複写すると、下絵のように全て複写先のスケールに統一されます。
元の図面をそのままのスケールで複写する場合は、下記の手順で複写をします。
※ FILDER CeeDの画像で説明しておりますが、FILDER Cubeでも同じ手順となります。
※ リボンメニューなどの画像は総合版で説明しておりますが、電気版をご利用のお客様も同じ手順となります。
【操作手順】
①複写元図面と複写先図面をあらかじめ開いておきます。
リボンメニューの「基本作図」タブから[複写]を選択します。
(ファイル間コピー)
②複写する図面を枠で囲むように選択します。
③右クリックで確定します。
④複写元基点をクリックします。
⑤図面タブで複写先図面をクリックします。
⑥コマンドプロパティの「複写設定」ボタンをクリックします。
⑦「移動・複写設定」ダイアログが表示されますので、「元のグループ、レイヤを保持する」を選択します。
※ 異スケールが混在する図面の場合、移動・複写設定の貼付先のデフォルトは「同一名称レイヤが無い場合にコピー先のスケールを設定する」になっています。
⑧[OK]ボタンをクリックします。
⑨複写先目標点をクリックします。
元のスケールを保持したまま図面が複写されます。
続けて複写をしない場合は、右クリックで確定します。