配管図面に使う継手などの図形を配管部品として、下記手順でユーザ登録することができます。
また標準の部品同様、マスター登録して配管上に挿入したり、立面を起こしたりすることができます。
ここでは例としてエルボの登録を行います。
※ FILDER CeeDの画像で説明しておりますが、FILDER Cubeでも同じ手順となります。
【操作手順】
①登録に必要な図形を下図のように準備します。平面・正面などの向きは下図を参考にしてください。
②リボンメニューの「衛生」タブの[部材配置▼]から[配管ユーザ登録]を選択します。
(リボンメニューの「空調」タブの中にもあります。)
③「配管ユーザ登録」ダイアログが表示されますので、登録する部品の種類に適合するフォルダを選択します。
ここでは「エルボ」フォルダを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
④例として型番、部品名称、部品種類、指示形状の扱いを下図のように登録します。
⑤[次へ]ボタンをクリックします。
⑥「入口」・「出口」の口径を入力(ここでは例として20と入力)し、[登録]ボタンをクリックします。
複数の口径を登録する場合は続けて数値入力し、登録してください。
⑦[次へ]ボタンをクリックします。
⑧「平面」を選択し、登録する平面図を枠で囲むように選択します。
※ 登録する画像の向きと下図プレビュー画像と向きが同じであることを確認してください。
⑨平面の図形を選択し、右クリックで確定します。
⑩基点位置をクリックします。
同様に⑧~⑩の手順で「正面」「右側面」「下面」「背面」「左側面」を登録します。
※ 手順⑥で複数の口径を登録した場合は全ての口径で図形の登録を行います。
⑪すべての面を登録したら[次へ]ボタンをクリックします。
⑫接続点の接続方法を選択します。
⑬入口の接続点と出口の接続点の位置を、図上でクリックします。
※ 矢印の角度が正常でない場合、手順⑩の「基点」を正しい位置で取り直します。
⑭入口、出口の欄に〇が表示されたことを[終了]ボタンをクリックします。
上記で継手の登録は完了です。
<配置方法>
①リボンメニューの「衛生」タブから[部材配置]を選択します。
②「部材配置」ダイアログが表示されますので、「ユーザ配管製品」より登録したエルボを配置することができます。