• No : 1158
  • 公開日時 : 2020/06/17 11:07
  • 更新日時 : 2025/05/23 14:16
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図形の拡大・縮小

図形の拡大または縮小する方法を教えてください。
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回答

もらった図面などで、寸法が違う場合などはこの方法でスケール合わせします。
拡大・縮小する方法には、次のパターンがあります。
※配管やダクトなどの設備の情報をもった図形、機器、器具などは等コマンドでの拡大縮小の対象外となります。
 
 
スケール合わせに関しては
 

◆倍数を入力して拡大・縮小

【操作手順】

①リボンメニューの「ホーム」タブの[スケール合わせ]を選択します。
 (「基本作図」タブ-[伸縮▼]-[図形拡大・縮小(スケール合わせ)]も同様に操作できます)
 
②対象図形を囲むように選択します。
③右クリックで確定します。
④拡大または縮小する基点をクリックします。
 
⑤「距離から拡大・縮小率を自動計算する」のチェックをはずします。
⑥「拡大・縮小率」に数値を入力します。
   ここでは例として2倍に拡大しますので「2」と入力します。
 ※縮小したい場合は、1未満の数値(例:「0.5」または「1/2」など)を入力します。
⑦[OK]ボタンをクリックします。
 
⑧元の図形が⑥で指定した倍率で拡大されます。

 

◆距離を入力して拡大・縮小

図形の線の長さを参照し、拡大後の長さを指定することで図形の拡大・縮小率を自動計算します。

【操作手順】

①リボンメニューの「ホーム」タブの[スケール合わせ]を選択します。
 (「基本作図」タブ-[伸縮▼]-[図形拡大・縮小(スケール合わせ)]も同様に操作できます)
 
②対象図形を囲むように選択します。
③右クリックで確定します。
④拡大または縮小する基点をクリックします。
⑤ダイアログが表示されますので「距離から拡大・縮小率を自動計算する」にチェックを入れます。
⑥基準となる距離を参照します。[距離参照]ボタンをクリックします。
 
⑦ここでは例として下図の縦辺を基準にします。縦辺先端の1点目をクリックします。
⑧もう1方の先端をクリックします。
⑨縦辺の距離の参照結果が数値で表示されたことを確認します。
⑩ここでは例として変更前距離「2000」を2倍の距離に拡大しますので
 「変更後距離」の欄に「4000」と入力します。
⑪[OK]ボタンをクリックします。
 
⑫元の図形が計算された倍率で拡大されます。

 

◆他の図形の距離を参照し拡大・縮小

ここでは例としてA図の縦辺の距離をB線と同じ距離に拡大します。
 

【操作手順】

①リボンメニューの「ホーム」タブの[スケール合わせ]を選択します。
 (「基本作図」タブ-[伸縮▼]-[図形拡大・縮小(スケール合わせ)]も同様に操作できます)
 
②対象図形を囲むように選択します。
③右クリックで確定します。
④拡大または縮小する基点をクリックします。
⑤ダイアログが表示されますので「距離から拡大・縮小率を自動計算する」にチェックを入れます。
⑥基準となる距離を参照します。[距離参照]ボタンをクリックします。
 
⑦ここでは例として縦辺を基準にします。縦辺先端の1点目をクリックします。
⑧もう一方の先端をクリックします。
 
⑨縦辺の距離の参照結果が数値で表示されたことを確認します。
⑩「拡大後距離」の右側にある[距離参照]ボタンをクリックします。
 
⑪B線の先端をクリックします。
⑫もう一方の先端をクリックします。
⑬「拡大後距離」(B線の距離)が表示されたことを確認します。
⑭[OK]ボタンをクリックします。
 
⑮A図が拡大されます。
 
<ワンポイント>
[移動]または[複写]と同時に拡大・縮小する