• No : 3326
  • 公開日時 : 2020/09/18 13:31
  • 更新日時 : 2021/03/18 08:40
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CubeCeeD

複層階での配管作図方法

複層階の情報を設定し、各階に配管を作図する方法を教えてください。

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回答

FILDER CeeD(FILDER Cube)ではシートを利用して「複層階」の階高情報を設定することが可能です。

高さ情報を持たせたシートがあれば、各階のFL基準で配管を作図することができます。

ここでは例として、平面図には階情報を付加せず、設備情報のみ1FL、2FLで作図する方法をご案内します。

 

※シートの基本操作についてはこちらをご覧ください。

 

◆複層階シートの作成方法

【操作手順】

①リボンメニューの「建築躯体」タブより[階作成・編集]を選択します。

 FILDER Cube:「躯体トレース」タブより[階作成・編集]を選択します。

②地下、地上の階数、階高などを入力します。

③[階一括作成]ボタンをクリックします。

 

④階情報が表示されますので、確認して変更が無ければ[OK]ボタンをクリックします。

★変更がある場合は、変更する階名称をクリックし、内容を変更して[変更]ボタンをクリックします。

 

階情報を持ったシートが自動作成されました。名称は「1F_建築」「2F_建築」のようになります。

今回は設備情報のみ複層階で作図するため、シート名称を変更します。

⑤シート名称を右クリックして「シート属性編集」を選択します。

⑥「名称」を「1F_設備」等に変更します。

⑦[OK]ボタンをクリックします。

躯体トレースの基本操作はこちらをご覧ください。

※自動生成された建築のシートではトレースを行い、設備のシートを別に作成して階属性を付加したい場合は<ワンポイント>をご覧ください。

 

◆平面図の配置

ファイル間コピーにて平面図を配置します。

(既に平面図がある状態で「階一括作成」した場合はこの操作は不要です。)

【操作手順】

①シート名のタブ上で右クリックし、「シート新規作成」を選択します。

②シート名称を入力し(例:1F平面図)[OK]ボタンをクリックします。

 

③②で作成したシートをクリックして開いた状態にしておきます。

④コピー元図面を開きます。

※コピー元図面がシート分けされている場合は、必ず躯体図が入っているシートを開いた状態にしてください。

⑤コピーしたい範囲を範囲選択し、ミニツールバーの「複写」ボタンをクリックします。

⑥元図面の基点をクリックします。

⑦コピー先の図面(現在の図面)に切替え、目標点(⑥の基点と同じ位置)をクリックします。

 

※平面図を貼り付けたシートには「階高」の設定はされていません。

 

 

◆各階での設備図の作図方法

【操作手順】

①書き込みたいシート(階の属性を持っているシート)をクリックします。

 ここでは例として「1F_設備」タブと「2F_設備」タブにそれぞれ作成します。

(他の階の平面図を貼りつけている場合、不要な階のシートタブを右クリックし、「非表示」にしておきます。)

②配管を作図します。

 

上図のように、各階のFL基準にて配管を作図することが可能です。サイズ記号にも階が表示されます。

 

<ワンポイント>

新規作成したシートに「階」の属性を持たせたい場合

 

「階一括作成」で作成されたシートには「階」の情報が自動的に付加されていますが、「シート新規作成」した

シートには属性が付加されていません。

次の方法で新規で追加したシートにも「階」の情報を付加することができます。

【操作手順】

⑴ シート名のタブ上で右クリックし、「シート新規作成」を選択します。

⑵ シート名称を入力します。(例:1F設備)

⑶ 作成したシート名称タブを右クリックし、「シート属性編集」を選択します。

⑷「階名称」より設定したい階を選択し、[OK]ボタンをクリックします。