もらった図面などで、寸法が違う場合などはこの方法でスケール合わせします。
拡大・縮小する方法には、次のパターンがあります。
※配管やダクトなどの設備の情報をもった図形、機器、器具などは等コマンドでの拡大縮小の対象外となります。
※ FILDER CeeDの画像で説明しておりますが、FILDER Cubeでも同じ手順となります。
【操作手順】
①リボンメニューの「ホーム」タブの[スケール合わせ]を選択します。
(リボンメニューの「基本作図」タブの[伸縮]から[拡大・縮小(スケール合わせ)]からも選択できます。)
②対象図形を囲むように選択します。
③右クリックで確定します。
④拡大または縮小する基点をクリックします。
⑤「距離で拡大率を自動計算」のチェックをはずします。
⑥「拡大率入力」ダイアログで、「拡大率」欄に数値入力します。
図では、例として2倍に設定しますので、「2」と入力します。
※縮小したい場合は、1未満の数値(例:「0.5」または「1/2」など)を入力します。
⑦[OK]ボタンをクリックします。
⑧元の図形が⑥で指定した倍率で拡大されます。
図形の線の長さを参照し、拡大後の長さを指定することで図形の拡大・縮小率を自動計算します。
【操作手順】
①リボンメニューの「ホーム」タブの[スケール合わせ]を選択します。
(リボンメニューの「基本作図」タブの[伸縮]から[拡大・縮小(スケール合わせ)]からも選択できます。)
②対象図形を囲むように選択します。
③右クリックで確定します。
④拡大または縮小する基点をクリックします。
⑤「拡大率入力」ダイアログで、「距離で拡大率を自動計算」にチェックを入れます。
⑥基準となる距離を参照します。
「拡大前距離」の右側にある[距離参照]ボタンをクリックします。
⑦図では、例として縦辺を基準にします。縦辺先端の1点目をクリックします。
⑧もう1方の先端をクリックします。
⑨縦辺の距離の参照結果が数値で表示されたことを確認します。
⑩図では、例として拡大前距離2000を2倍の距離に拡大しますので、「拡大後距離」の欄に「4000」と入力します。
※縮小したい場合は、2000未満の数値を入力します。
⑪[OK]ボタンをクリックします。
⑫元の図形が計算された倍率で拡大されます。
ここでは例としてA図の縦辺の距離をB線と同じ距離に拡大します。
【操作手順】
①リボンメニューの「ホーム」タブの[スケール合わせ]を選択します。
(リボンメニューの「基本作図」タブの[伸縮]から[拡大・縮小(スケール合わせ)]からも選択できます。)
②対象図形を囲むように選択します。
③右クリックで確定します。
④拡大または縮小する基点をクリックします。
⑤「拡大率入力」ダイアログが表示されますので、「距離で拡大率を自動計算」にチェックを入れます。
⑥基準となる距離を参照します。
⑦図では、例として縦辺を基準にします。縦辺先端の1点目をクリックします。
⑧もう一方の先端をクリックします。
⑨縦辺の距離の参照結果が数値で表示されたことを確認します。
⑩「拡大後距離」の右側にある[距離参照]ボタンをクリックします。
⑪B線の先端をクリックします。
⑫もう一方の先端をクリックします。
⑬「拡大後距離」(B線の距離)が表示されたことを確認します。
⑭[OK]ボタンをクリックします。
⑮A図が拡大されます。
<ワンポイント>
[移動]または[複写]と同時に拡大・縮小する