他の図面から図枠をコピーしてきましたが、サイズが合いません。用紙サイズは同じです。
用紙サイズが同じであっても、スケールが違う場合はファイル間コピー時に貼り付け先のスケールに合わせる為、サイズが変わります。
ファイル間コピー時に貼り付け方法を変更するか、貼り付けた後にサイズを変更してください。
ここでは例として貼付け元の図枠のスケールが1/100、貼り付け先の図面のスケールが1/50とします。
用紙サイズは同一とします。
1.ファイル間コピー時に図枠のスケールを維持する方法
①複写元の図枠を複写し、複写の「基点」をクリックします。
②複写先の図面に切替えます。
③[複写設定]ボタンをクリックします。
④「元のグループ、レイヤを保持する」にチェックを入れます。
⑤[OK]ボタンをクリックします。
⑥貼り付け先の目標点をクリックします。
この貼り付け方法を実施すると、元々の図形は「1/50」、複写してきた図面枠は「1/100」のスケールとなります。
2.ファイル間コピー時に貼り付ける図形の倍率を指定する方法
①複写元の図枠を複写し、複写の「基点」をクリックします。
②複写先の図面に切替えます。
③コマンドプロパティの「倍率」の数値を変更します。
今回は1/100→1/50への貼付けの為、[X0.5,Y0.5]とします。
④貼り付け先の目標点をクリックします。
<ワンポイント>
スケールと倍率の例(用紙サイズは同一とします)
3.貼り付けた後に図枠のスケールのみを変更する方法
①レイヤツールバーの[詳細]ボタンをクリックします。
②レイヤ詳細の一覧より図枠が入っているレイヤをのスケールをダブルクリックします。
③スケールを変更します。
※コピー元の図面にて元のスケールを確認してください。
④[OK]ボタンをクリックします。
レイヤのスケール変更についての詳しい説明はこちらをご覧ください。
4.スケールは同じで用紙サイズが違う場合
2枚の図面の用紙サイズが違う場合、スケールの調整ではぴったりのサイズには収まりません。
貼付け時の「倍率」を指定する方法が最適です。
操作手順は上記2の手順と同様となります。
倍率の指定方法は以下の一例をご覧ください。