読込んだ一般図形の建築図を基にFILDER CeeDで建築図を作図したい。
「建築躯体」コマンドで一般図形をなぞって躯体情報を付加することができます。
情報を付加することで3Dや立面に表示することが可能となります。
ここでは例として「梁」のトレース方法をご案内いたします。
躯体トレースの詳しい操作方法につきましては添付マニュアルをご覧ください。
※ FILDER CeeDの画像で説明しておりますが、FILDER Cubeでも同じ手順となります。
①リボンメニューの「建築躯体」タブより「梁」を選択します。
FILDER Cube: リボンメニューの「躯体トレース」タブより「梁」を選択します。
②コマンドプロパティにて「梁成」と「配置高さ」を設定します。
③「モード」は「矩形指定」または「中心指定」に設定します。
ここでは「矩形指定」にてご説明します。
④元図の梁の頂点と頂点をクリックします。
塗りつぶしされた範囲が「梁」となります。
塗りつぶしの色を変更したい場合
(1)コマンドプロパティの「ハッチング設定 」ボタンをクリックします。
(2)「塗りつぶし」の[・・・]ボタンより色を変更し、[OK]ボタンをクリックします。
★塗りつぶしの設定を無しにする場合はチェックを外します。
※初期値では透過率が70%となっていますので、透過率の変更も可能です。
※3Dビューにて表示される躯体の色は塗りつぶしの色ではなく、「図形スタイル」の色となります。
柱(角柱)・天井・床コマンドは「頂点」を指示して複雑な形を表現できます
⑴ コマンドプロパティの「モード」より「頂点指定」を選択します。
⑵ 元図の頂点をすべてクリックしていきます。
⑶ 右クリックまたはEnterキーで確定します。
※FILDER Cubeの『躯体トレース』で作図した「壁」に『建築躯体』の「開口部」の配置はできません。FILDER CeeDのみ可能です。
※勾配のあるスラブ・床・天井の作図はできません。