配管をまっすぐ作図するための角度補正や、50mmや100mm単位の距離で作図する設定はどこですか?
角度補正・距離補正はリボンメニューの下に表示されています。
補正のツールバーが表示されていない場合はこちらをご覧ください。

距離・角度それぞれのの「ON/OFF」ボタンをクリックして切り替えます。
図形を自由な距離・角度で作図・配置したい場合はそれぞれの補正をOFFにします。
■距離補正・・・ONの状態で作図すると50mm単位、100mm単位など切りの良い距離で作図することができます。
※あまり大きな数値を入力すると図形の伸縮や作図の際に微調整ができなくなりますのでご注意ください。
■角度補正・・・配管やダクトをまっすぐ作図したい場合は角度補正をONの状態にします。角度は「30 45」などに設定します。
■角度参照・・・角度が不明な建築などの線分を参照して同じ角度で配管や線分を作図したい場合に使用します。
※建築躯体や躯体トレースなど一部のコマンドで角度参照が有効にならない場合があります。
<ワンポイント①>
図形がカクカク動く場合
距離補正、角度補正が「ON」の場合、図形の移動や配置の際にマウスカーソルの位置と仮表示の位置がずれて表示される場合があります。角度補正・距離補正を「Off 」にして頂くとスムーズに図形を動かすことができます。
※ 目標点に「交」・「端」・「中」などのアシスト表示がある場合は、仮表示がずれていてもアシストの位置を優先します。
<ワンポイント②>
水平・垂直の補正が効かない場合
角度補正を水平や垂直に設定した状態で移動や複写を実行しても目標点で指示した「交点」や「端点」のアシストを優先して配置します。
アシスト優先ではなく仮表示通りに配置したい場合はアシストに関する設定を変更するか、配置時に右クリックショートカットメニューの「絶対」を使うことで水平・垂直に配置可能となります。
詳しくはこちらをご利用ください。