• No : 3782
  • 公開日時 : 2020/08/20 15:01
  • 更新日時 : 2021/09/22 21:01
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CeeDCube

配管の高さ変更

回答

配管の高さを変更する場合、既に枝管や立管が存在する場合に選択する部材に注意しましょう。

 

【操作手順】

◆配管ルートの一部を高さ変更したい

①コマンドキャンセルの状態で高さ変更したい配管を選択します。

②ミニツールバーまたはプロパティの「高さ」欄に変更したい高さを入力、エンターキーを押します。

 ここでは例として枝配管をー300の高さへ変更します。

 

③「変更後高さ」に数値が入っていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。

 

選択した配管の高さが変更されました。

 

◆立管や掃除口を含むルートのメイン高さを変更したい

①高さ変更したいルートを選択します。配管を3回クリックすると(枝が無い場合は2回)ルート全体を選択することができます。

 

 

②立管や掃除口(COA・COB)は選択から除外します。

 [Shiftキー]を押しながら図形をクリックすると選択から除外されます。

 ※機器と接続されている部分の立管も除外してください。

 

③ミニツールバー、またはプロパティの高さ欄に変更後の配管高さを入力し、エンターキーを押下します。

 ここでは例として配管高さを-500から-600へ変更します。

 

④「高さ変更」ダイアログが表示されますので、「変更後高さ」にチェックが入っていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。

※注意※

「高さ変更量」にチェックが入った状態で表示された場合、立管の除外ができていない可能性があります。

立管が残っている場合、強制的に「変更後高さ」に変更すると、正常な高さ変更ができない場合があります。

 

 

立管が伸縮し、メインルートの高さが変更されます。

 

◆高さ違いの配管を含むルートの高さを一定量変更したい

①高さ変更したいルートを選択します。配管を3回クリックすると(枝が無い場合は2回)ルート全体を選択することができます。

 

②立管や掃除口(COA・COB)は選択から除外します。

 [Shiftキー]を押しながら図形をクリックすると選択から除外されます。

 

③ミニツールバー、またはプロパティの高さ欄に配管の高さをどれだけ変更するか入力し、エンターキーを押下します。

 ここでは例として全体の高さを100mm落としますので、-100と入力します。

 

④「高さ変更ダイアログ」が表示されますので、「高さ変更量」にチェックが入っていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。

 

 

立管は伸縮し、全体の高さが一定量変更されました。

 

<ワンポイント>

配管の途中から45度で立ち上げたルートの高さ変更

 

配管の途中で45度エルボを使って高さ変更して作図している場合、一部の直管のみ高さ変更することができません。

選択した直管のみではなく、接続されている配管の高さも同時に変更されます。

 

以下の手順で高さ変更後、手動で接続し直してください。

 

⑴45度で高さを変更している部分の45度エルボ、直管、45度エルボを削除します。

⑵変更したい側の直管を高さ変更します。

⑶離れた直管を[衛生配管](または[空調配管])コマンドにて接続します。

この時、作図選択は「①45L→②」または「①→45L②」を選択した状態で作図します。

⑷接続すると元の平面図とは45度エルボの位置が変わりますので、必要に応じてコントロールポイントで位置の調整をします。

(高さを変更することにより、エルボで挟まれた直管部分の見える範囲が変わるため。)