機器や電気シンボルの接続点を5点以上設定することはできますか?
機器ユーザ登録時は最大4点まで、電気シンボルユーザ登録は1点のみ登録が可能ですが、シンボルを組み合わせたり、
1度登録した機器を使って再度接続点を追加する方法があります。
ここでは既存の電気シンボルを組み合わせて1つのシンボルとする方法と、既存の機器にさらに接続点を追加する手順を
ご案内致します。
◇既存の電気シンボルを組み合わせる
①リボンメニューの「電気」タブから[電気シンボル]を選択します。
②「電気シンボル配置」ダイアログが表示されますので、電気シンボルを選択します。
例として「一般形スイッチ」をダブルクリックし、スイッチを6個配置します。
③リボンメニューの「電気」タブの[電気シンボル]から[電気シンボルユーザ登録]を選択します。
④「電気シンボル登録」ダイアログが表示されますので、左側一覧から登録するフォルダを選択します。
新しくフォルダを作成する場合は、[登録]ボタンをクリックします。フォルダを作成しない場合は④の操作へ進みます。
ここでは、例として新しくフォルダを作成します。
⑤「部品登録」ダイアログが表示されますので、フォルダ名称欄に名称を入力し、[登録]ボタンをクリックします。
⑥電気シンボルを登録するフォルダを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
⑦登録する電気シンボル図形を枠で囲むように選択します。
⑧右クリックで確定します。
⑨「電気シンボルユーザ登録」ダイアログが表示されますので、各項目の設定をします。
⑴ 型番、部品名称:型番・部品名称を入力します。
型番・部品名称が同じであった場合、型番を変更すると部品名称も同様に変更されます。
部品名称を変更した場合は、型番が変更されることはありません。
⑵ 配置基準:全体の中心、円の中心、自分で指示より選択します。
「自分で指示」を選択した場合は[自分で指示]ボタンをクリックして配置基準位置を指示できます。
⑶ 配置接続点:接続点の位置を選択します。
「なし」を選択します。
※既存のシンボルに追加で接続点を指定したい場合は「自分で指示」を選択し、[自分で指示]ボタンより
あらたに接続点を追加することができます。
⑩[完了]ボタンをクリックします。
⑪接続点を6個持つ電気シンボルが登録されましたので、[電気シンボル]より配置してください。
◇既存の機器に接続点を追加する
①[機器ライブラリ]や[機器]より接続点を追加したい機器を選び、平面図を図面に配置しておきます。
今回は例として既存の空調機にドレンの接続点を追加します。
②リボンメニューの「空調」タブの「機器ライブラリ▼」より「ユーザ機器登録」を選択します。
③機器を登録するフォルダを選択します。
★フォルダを作成する場合は「ユーザ機器製品」フォルダを選択した状態で[登録]ボタンをクリックし、
任意のフォルダを作成します。
④[OK]ボタンをクリックします。
⑤型番など必要な項目を入力します。
⑥「平面図を指示する」にチェックが入った状態で[OK]ボタンをクリックします。
⑦配置してある機器を選択します。
⑧右クリックで確定します。
⑨基点を指示します。
⑩[入口点1設定]ボタンをクリックします。
⑪「接続点高さ」、「口径」、「接続可能な主用途」を設定します。
「管の接続方向」は平面図で見た場合の配管の接続方向になります。
※衛生器具で床排水などは「下」を選択します。
⑫[閉じる]ボタンをクリックします。
⑬「入口点1を指示する」にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。
⑭機器の接続点を指示します。
※接続点を複数設定する場合は⑨~⑬の操作を「入口点2」などに変えて繰り返します。
⑭「登録終了」にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。
登録した機器は「機器」コマンドの「06:ユーザ機器製品」より配置することができます。
※注意※
追加で接続点を登録する機器が「ユーザ登録機器」の場合、3Dビュー表示した際のBOX形状に平面図、正面図などの
詳細図形が表示されなくなりますのでご注意ください。