FL表記になっているスリーブサイズ記号を全てSLに変更したい。
既に作図済みのサイズ記号表記の変更は「サイズ記号」のコマンドを使います。
ここでは例としてスリーブサイズ記号をFLからSLへ変更しますが、配管の場合も同様の手順となります。
※ FILDER CeeDの画像で説明しておりますが、FILDER Cubeでも同じ手順となります。
FILDER CeeD(FILDER CubeV1.5以上)では躯体高さ設定にてスラブ高さが「-30」と設定されています。
記号を変更すると作図した高さより-30された数値が表示されますので、事前に躯体高さ設定を変更します。
①リボンメニューの「設定」タブより「躯体高さ設定」を選択します。
②「スラブ高さ」を「0」に変更します。
★今後この設定を新規図面に反映させる場合は[デフォルト登録]ボタンをクリックします。
③[OK]ボタンをクリックします。
①リボンメニューの「衛生」タブより「サイズ記号」をクリックします。
(リボンメニューの「空調」「ダクト」「傍記」タブの中にもあります)
②コマンドプロパティの[スリーブサイズ記号設定]ボタンをクリックします。
※配管のサイズ記号を変更したい場合は[配管サイズ記号設定]ボタンをクリックします。
③「記号設定」ダイヤログにて「高さ基準」を「SL」に変更します。
④[OK]ボタンをクリックします。
★ 今後、この設定を新規図面で使用する場合は[デフォルト登録]ボタンをクリックします。
⑤コマンドプロパティの「一括」を「On」にします。
<ワンポイント>
表示する内容を追加・変更したい場合
「種別選択」より「スリーブサイズ記号」と「配管サイズ記号」を切り替えると
「サイズ記号表示順」をそれぞれ設定することができます。
⑥変更したいスリーブを範囲選択します。
右クリックで確定すると、SL表記に変更されます。
スリーブ作図と同時に「SL」と表示する場合はこちらをご覧ください。