冷媒配管を口径変更しながら作図するとソケットが入ってしまい、分岐の作図が難しいです。
うまく作図する方法を教えてください。
冷媒配管のメインルート作図時は同一口径で一気に作図し、分岐も全て接続後にサイズを
変更する方法をお勧め致します。
また、冷媒管サイズ記号を表示している場合は、口径変更後に番号をAから振り直します。
口径変更時にソケットが入ってしまうという場合も以下の手順をご確認ください。
※事前にメインルートと分岐は同一口径で作図した状態でご説明致します。
①コマンドキャンセル状態でサイズ変更したい冷媒配管をクリックします。
この時、継手(分岐)は選択しません。
②ミニツールバーの[口]ボタン(口径設定ボタン)、またはプロパティの[設定]ボタンをクリックします。
③変更したい組み合わせを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
※「記号」は無視し、サイズで選んでください。
④「レデューサの挿入」より[する]のチェックを外し、[OK]ボタンをクリックします。
⑤口径が変更されます。
続けて他の管のサイズ変更をする場合は、必ずピックキャンセルしてから次の管を選択してください。
この時点では冷媒管サイズ記号はAからではなくBやCなど、作図時に選択したサイズで表示されます。
続けて冷媒管サイズ記号をAから振り直します。
⑥リボンメニューの「空調」タブより[冷媒管サイズ設定]を選択します。
⑦「冷媒管サイズ設定」ダイアログ内の[割当]ボタンをクリックします。
⑧[OK]ボタンをクリックします。
上記操作により、図面内の冷媒配管にはAから順に採番されます。