スリーブの属性を設定する対象は「配管」「ダクト」「ラック」「レースウェイ」「ダクト」「バスダクト」となります。
さらに、配置方法は「手動」「半自動」「自動」から選択できます。
スリーブ種類は「紙・丸」「鉄・丸」「塩ビ・丸」「木・角」「鉄・角」の5種類から選択できます。
・建築図も配管もFILDER CeeDで作図している場合は「自動」をお使いください。
・建築図は汎用図形で配管はFILDER CeeDで作図している場合は「半自動」をお使いください。
・配管図が汎用図形の場合や、スリーブのみを作図する場合は「手動」をお使いください。
◆スリーブの配置方法
【操作手順】
①リボンメニューの「衛生」より「スリーブ」を選択します。
(リボンメニューの「空調」・「ダクト」・「電気」タブの中にもあります。)
②コマンドプロパティより「設定方法」を選択します。
手動、半自動、自動の3種類より選択ができます。それぞれ操作方法が異なります。
◆手動
口径や高さはコマンドプロパティで設定し、スリーブの配置始点・終点をクリックします。
◆半自動
建築図が汎用図形であっても配管をFILDER CeeDで作成している場合にご利用頂けます。
部品を挟み込むように範囲指定します。口径や高さは自動的に設定されます。
◆自動
FILDER CeeDの壁・梁・床スラブと、部品が垂直に交わる部分に自動的に配置します。
躯体と配管を含むよう大きく囲んでください。
スリーブ長さ、口径、高さすべて自動的に設定されます。
◆立管(シャフト)のスリーブ配置
立管(シャフト)へのスリーブ配置の場合、配置方法より「手動」に選択します。
コマンドプロパティにて「配置方向」:立方向、「直径」:スリーブの直径を設定し、立管の中心位置をクリックして配置します。
※立面や3Dで位置やスリーブ長さを確認したい場合や材料集計をする場合は「高さ」・「長さ」の設定も行ってください。
<ワンポイント>
自動と半自動の際のスリーブサイズ設定を確認したい
◆配管の場合
⑴リボンメニュー「設定」タブより「配管設定」を選択します。
⑵「スリーブ」タブを選択します。
⑶「スリーブサイズ決定表」にて確認することができます。
既存の設定以外のサイズでスリーブを作成したい場合は、「ユーザ定義1」または「ユーザ定義2」にて任意のサイズを設定することができます。
◆ダクトの場合
⑴リボンメニュー「設定」タブより「ダクト設定」を選択します。
⑵「スリーブ」タブを選択します。
⑶「ダクト・ラック等:余裕」にてサイズを確認することができます。