エルボとエルボの間に管を入れずにエルボ同士を接続したい。
連続配管作図では下記の場合、エルボとエルボの間に必ず管が発生します。
・平面で90度/45度方向に作図した場合
・高さ変更してエルボが発生する場合
エルボ返しを作図する場合、連続配管作図ではなく「エルボ」コマンドを使用します。
ここでは例として汚水で説明いたします。
①配管を作図します。
②リボンメニューの「衛生」タブから[エルボ]を選択します。
③コマンドプロパティにてエルボの形状を選択します。

④1つ目のエルボを接続します。
配管の ”接続点”(続)をクリックし、配管側でクリックすると上向きになります。
(下向きにしたい場合は接続点をクリックした後、配管の反対側でクリックします。)
※画面を拡大しすぎた状態で配置すると、エルボの仮表示が見えないいことがあります。
その場合は少し画面を縮小してください。

⑤2つ目のエルボを接続します。
エルボの ”接続点上”(続上)をクリックし、配管の反対側でクリックします。
(1つ目のエルボが下向きの場合は ”接続点下”(続下)をクリックし、配管側でクリックします。)

エルボ返しができました。

<ワンポイント>
作図済みの連続配管のエルボを直付けに修正する
■FILDER SiX/FILDER CeeD
⑴コマンドキャンセルの状態で、直付けしたいエルボの一方を選択します。
⑵直付けする接続点位置にある四角のコントロールポイントをクリックします。
⑶反対側のエルボの ”交点”(交)をクリックします。

エルボ同士が接続されました。
■FILDER Cube
⑴エルボの間にある直管を削除します。
※FILDERCubeでは直管を残したままコントロールポイントで伸縮した場合に一定の長さの直管が残るため、削除が必要です。

⑵コマンドキャンセルの状態で、直付けしたいエルボの一方を選択します。
⑶直付けする接続点位置にある四角のコントロールポイントをクリックします。
⑷反対側のエルボの ”続” をクリックします。

エルボ同士が接続されました。