• No : 1885
  • 公開日時 : 2018/04/19 10:15
  • 更新日時 : 2024/10/22 09:59
  • 印刷
CubeCeeD

鋼材や配管架台の材料集計方法

回答

鋼材は、コマンドプロパティ・プロパティの「種類」・「サイズ」で長さを集計します。

鋼材の材料集計対象は「H形鋼」「山形鋼」「溝形鋼」です。

 

配管架台は、鋼材を組み合わせて作成するので、長さに換算してコマンドプロパティ・プロパティの「部品」、鋼材の「種類」、鋼材の「サイズ」で各鋼材の長さを集計します。

配管架台の材料集計対象は「門型(U形鋼)」「門型(L形鋼)」「三角ブラケット」「吊り形(U形鋼)」「吊り形(L形鋼)」です。

※U形鋼は溝形鋼と同じです。L形鋼は山形鋼と同じです。

 

<集計例>

「部品:三角ブラケット」、鋼材の「種類:L形鋼」「鋼材の「サイズ:25x25(t1:3 t2:3)JIS」「縦:500」「横:500」

 山形鋼  5.00m×2本+6.72m×1本=16.72m

 プレート (22×22×3) 2枚

 

三角プラケットのみ2か所に平鋼(プレート)が付きますので、こちらも併せて集計します。

プレートの大きさは、山形鋼の「サイズ」の1つ目(縦)の値「25」から溝型鋼の「サイズ」の「t1」の値「3」を引いた値「22」がプレートのサイズの1つ目となります。

山形鋼の「サイズ」の2つ目(横)の値「25」から山形鋼の「サイズ」の「t2」の値「3」を引いた値「22」がプレートの「サイズ」の2つ目となります。

これがプレートの「長さ」となります。

 

鋼材と配管架台の鋼材部分は同じ部材のため、品名・仕様が同じものは一緒に集計されます。

また、同様にプレートも配管架台のプレートと仕様が同じものは一緒に集計されます。

 

 

<ワンポイント>

支持金物、プレートのサイズ登録と個数集計

 

支持金物は、ボルトの長さも含めた形状のため、ボルトの長さが違っても同じ支持金物で集計されるように「支持金物配置」ダイアログの「部品」、「サイズ」の名称、適合管外形(釣りバンドの場合「R」)ごとに個数を集計します。

支持金物の材料集計対象は「吊りバンド」「Uボルト」「吊りバンド(ウレタン付)」「Uボルト(ウレタンMSタイプ)」「Uボルト(ウレタンUPタイプ)」「立バンド」「フロアバンド」「サドルバンド」です。

 

サイズ登録は「支持金物配置」ダイアログのサイズ以下の数値を設定し[サイズ登録]ボタンをクリックします。

「名称」を入力し[OK]ボタンをクリックするとサイズが登録できます。

 

プレートは「支持金物配置」ダイアログの「部品」「縦」「横」「厚み」ごとに個数で集計します。

追加機能対応バージョン
V1.410